葉酸という栄養素について

葉酸という栄養素について

葉酸の働き

葉酸はビタミンB9とも呼ばれており、ビタミンとして働きます。
特に、ビタミンB12と共同で働くことで血液を作っている点が大きな特徴です。

 

葉酸が不足してしまうと、血液が不足して貧血になったり、赤血球に異常が発生したりします。
ビタミンB12が不足してもそういった症状が出るので、しっかりと葉酸とビタミンB12を一緒に摂取することが血を作るには重要です。

 

さらに、葉酸には細胞を作り出すのをサポートする働きがあります。
よく妊婦さんや、妊娠を考えている女性は「葉酸を摂取しましょう」と言われます。
それも細胞を作り出す働きが関係しているのです。

 

細胞を作る際には、葉酸が必須。
胎児が胎内で成長している妊婦さんには特に多くの葉酸が必要となるわけ。
葉酸が不足していると、胎児がうまく成長できなかったり、疾患を持って生まれてしまう可能性が高くなります。
妊娠を考えている時にはしっかりと葉酸を摂取するようにしてください。

 

また、葉酸には大腸がんと前立腺がんのリスクを抑える効果があるとされています。
実際に癌になっている場合には逆効果になることも多いとされており、あくまで癌予防として葉酸を摂取する場合にはある程度効果があるとのことです。

 

ただし、まだ正確には癌を予防する働きがあるのかどうか検証ができておりません。
統計的にリスクの減少が認められたという調査段階で、逆に「過剰に摂取すると癌を誘発するかもしれない」とも言われているのです。
注意してください。

 

葉酸は水溶性ビタミンです。
多少過剰摂取しても尿とともに体外に排出されます。
あまり必要以上に摂取するのはやめておいた方が無難です。

葉酸が不足するとどうなる?

葉酸は血液を作るのに欠かせないビタミンです。
不足すると貧血を起こしてしまいます。
特に葉酸不足で起こる貧血は悪性だとされ、酷い貧血が起こるので注意が必要です。
血液や赤血球の異常により、食欲がなくなることも多く、口内炎ができたり、腸内環境の悪化なども起こります。

 

血液が関連している病気として、狭心症や心筋梗塞、脳梗塞などのリスクも高まるようです。
精神病にもかかりやすくなり、抑鬱状態となったり、アルツハイマー病のリスクも高めてしまうことがあります。
白血病やガンに関しても葉酸不足はリスクを高めるとさえいわれているのです。

 

また、葉酸不足を特に注意しなければいけないのが、妊娠を考えている女性や妊娠中の女性です。
妊娠の初期は、胎児を作るために非常に多くの細胞分裂が胎内で行われています。
その細胞分裂には葉酸が必要。
妊婦は初期段階で特に葉酸を多く摂取する必要があるのです。
妊娠初期に葉酸が不足していると、胎児が神経管閉鎖障害という障害を持って生まれやすいと言われています。

 

神経管閉鎖障害とは、二分脊椎という脊椎が骨で守られていない症状を引き起こす障害です。
この障害になると、下半身の運動障害や排泄障害、無脳症や死産などが起こりやすくなるとされています。

 

現代人の食事は、葉酸不足になりがち。
調査でも若い女性のかなりの割合が葉酸不足です。
妊娠を考えている時にはちゃんと葉酸を摂取するようにしましょう。
丈夫な胎児を生むのに大切なことです。

マグネシウムも忘れずに

妊娠初期には、ホルモンの分泌が変わってきます。
それによって、カルシウム代謝に影響を与えてるんですよ。
それで、妊婦さんはカルシウムを多く摂取する必要があります。
妊娠中、子育てなどの関連サイト。
https://www.kodomorning.com/
などを参考に。

 

そのカルシウムをきちんと吸収するために必要なのが、マグネシウムです。
マグネシウムも摂取していないと、せっかく摂ったカルシウムを上手く吸収できません…。
カルシウムを2だとしたら、マグネシウムを1の比率で摂るようにしましょうね。

 

乾燥わかめや、ひじき、ごま、玄米などに多くマグネシウムは含まれますよ。
きなこなども豊富に含まれていますので、ちょっとしたおやつなどにきなこを使ったものを摂るのもおすすめですね。

 

マグネシウムが不足してしまうと、イライラしたり食欲が無くなったりします。
妊娠によるホルモンバランスの変化によって、こうした症状が出ますよね。
でも、実は栄養素の不足による症状の場合もあるんです…。

 

食生活を見直して、きちんとバランスよく栄養を摂るようにしましょう。
妊娠中の辛い症状も、食生活で改善される場合が多いです。
少し面倒な気もしますが、しっかりと栄養を考えて食事をするようにしましょうね。

 

更新履歴